ふくらはぎの腱(アキレス腱)が跳躍動作の着地時など急激に伸ばされた際に発生します。

 

アキレス腱断裂はなぜ起こるのか？

スポーツ活動中に発生することが多く、踏み込み・ジャンプ・ダッシュの際にみられます。

また、中年層に多く、退行性変形(腱の老化現象)が関与していると言われています。

 

不全断裂と完全断裂の分類に別れており、多くは完全断裂であることが多いです。

 

発生した際には「後ろからバットで殴られた」「ボールを強く当てられた」といった感覚があり、同時に断裂音(POP音)が聞こえることもあります。

基本的に痛みは軽いですが歩行は困難になり、踵から接地してつま先で蹴るような通常動作ができなくなります。

その他、損傷している足に自分の体重をかけることができず、つま先立ちもできなくなります。

 

アキレス腱断裂が治るまでにどれくらいかかるのか？

治療方法は観血療法(手術)と保存療法(手術なし)の二種類があります。

 

一つ目の観血療法は、断裂したアキレス腱を縫合(つなげる)治療です。

メリットとしてはギプスで固定する期間が短い、断裂してしまったアキレス腱を修復することが可能になります。

 

デメリットとしてはお金がかかる、感染症のリスクがある、アキレス腱に負荷がかかる、などがあげられます。

 

二つ目の保存療法はギプスや装具で治していきます。

メリットとしては観血療法に比べてお金がかからないことやアキレス腱に負荷がかかりづらくなります。

 

デメリットとしてはリハビリに時間がかかる、固定する期間が長いなどがあげられます。

 

個人差はありますが、治療開始から約３カ月で通常の歩行が可能になり、約６カ月でスポーツ活動の復帰が可能となります。

アキレス腱断裂受傷直後は、立つことが困難だったり、転倒してしまうことがあります。

暫くすると、歩行が可能になる場合もあり、治ったと思ってしまうことでそのまま放置してしまう方もいらっしゃいます。

しかし、アキレス腱断裂した状態で放置してしまうと断裂した部分に陥凹がみられ、筋委縮（筋肉がやせ細る）が起こってしまいます。

アキレス腱は切れた状態のため、そのまま放置していても治癒することはありません。

 

アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎との違い

一番の違いはアキレス腱が断裂しているかしていないかの違いです。

 

アキレス腱炎(腱自体の炎症)とアキレス腱周囲炎(アキレス腱周囲の炎症)があります。

 

ランニングなどによりアキレス腱部に繰り返し外力が働くことで発生します。

 

要因としては踵の軸が外側に向いていたり、扁平足のアライメント(調整、調節)の不良が原因となります。

 

症状としては、主に痛みがあり、悪化すると運動後にも痛みが出てきます。

 

放置していると徐々にアキレス腱がもろくなり、急なジャンプや踏み込みなど、アキレス腱に負荷がかかった際にアキレス腱断裂に繋がってしまいます。

 

治療方法としては原則保存療法が行われ、ふくらはぎのストレッチや運動制限、アイシング、テーピングなどでの補強があげられます。

 

また、きぬた世田谷通り接骨院・きたみ整骨院(世田谷区整骨院KBSグループ)ではオリンピック選手の方も使用されているハイボルテージ（特殊電気施術）を用いての施術も可能です◎

1、電気施術

きぬた世田谷通り接骨院・きたみ整骨院(世田谷区整骨院KBSグループ)の電気施術は電気の刺激を筋肉に与えることで痛みの除去、血流の改善、筋肉の疲労の除去を目的としております。
世田谷区でも数少ない機械を使用し、3D(立体動態波)、ハイボルテージ（特殊電気施術）、ピンポイントに電気を当てるIM2000を使い、早期改善を目指すことができます。

 

2、手技施術

 きぬた世田谷通り接骨院・きたみ整骨院(世田谷区整骨院KBSグループ)では、アキレス腱断裂の症状である、痛み、可動域制限や違和感の改善、再発防止の為、姿勢や筋肉などを本来の状態より、更に良い状態を目指す施術を行っています。

 

内容としては筋膜の調節・ストレッチ・リハビリ(トレーニング)などがあげられます。

 

お客様ひとり一人にあった、オーダーメイドのプログラム型施術でお客様にご納得いただいた上で根本改善を目指し、施術をさせていただきます。

 

世田谷区のマッサージ・整体に行かれても状態が改善されず、お悩み・お困りの方はきぬた世田谷通り接骨院・きたみ整骨院(世田谷区整骨院KBSグループ)までお気軽にお問い合わせください。

 

3、鍼治療

人の手では届かない部分まで鍼を刺入することで、自然治療力を最大限に上げ、神経痛の除去、血流改善、筋肉のコリを取ることができます。

 

※きぬた世田谷通り接骨院・きたみ整骨院（世田谷区整骨院KBSグループ）では、衛生管理を徹底するため、使用する鍼は全てディスポ鍼(使い捨て鍼)を使っており、一度使った鍼は全て処分しておりますので、安心して施術を受けることが出来ます。

 

痛みがある方で「どうしても明日スポーツをやりたい」「すぐ身体を動かさないといけない」といった方々に対してテーピングや包帯を使用し、痛みのある部位を固定し一時的な症状の緩和も承っております。