足関節捻挫
- 階段を踏み外して足を捻ってしまった
- ジャンプをして着地をした際に足を捻ってしまった
- スポーツをしている時に相手の足を踏んで捻ってしまった
- 足を滑らせた時に捻ってしまった
- 転倒しそうになった際に変な足のつきかたをして痛みがでた
足関節捻挫とは?
足部を内側に捻ることで足の外側が引っ張られ靭帯を損傷、または断裂した状態です。
種類としては靭帯が伸びてしまった状態の軽度損傷(1度損傷)、靭帯が部分的に断裂してしまう中度損傷(2度損傷)、靭帯が完全に切れてしまう重度損傷(3度損傷)に分けられ
発生頻度としては一日に一万人に一人発生すると言われ、年齢を問わずに発生します。
足関節捻挫はなぜ起こる?
足関節捻挫はスポーツ、(主にバレーボールやバスケ)日常生活では階段を踏み外した際に起こり、その際に足が内側に入り外くるぶしの方にある靭帯、前距腓靭帯(ぜんきょひ)、踵腓靭帯(しょうひ)、後距腓靭帯(こうきょひ)の損傷が見られ、この中で1番損傷しやすいのは前距腓靭帯です。
また、損傷した際に何かが切れたような音(POP音)が聞こえることもあります。
・症状について
症状としては主に痛み、腫れ、熱感が見られます。
痛みの場所としては外くるぶしの前側や下を押されると痛みが出現し同時にその部分に高度な腫れも見られます。その後、損傷部位の色が変色していき紫色になり皮下出血(内出血)が出現し、それに伴い腫れ、痛みが大きく見られ歩行が困難になります。
放置するとどうなるの?
足関節捻挫を放置すると足関節の不安定性が高くなり、再び捻挫を起こしやすくなります。
また、関節自体が不安定なため体のバランスをとるために足が内側に入った状態(外反足)と外側に出た状態(内反足)の変形が見られるようになります。
内側の足関節捻挫について
次は内側の靭帯損傷について説明します。
内側は格闘技やスポーツをおこなっている方によく見られ、足を外側に捻った際に発生し、症状としては内くるぶしの下側に腫れと痛みが見られ歩くことが困難になります。
しかし、外側の靭帯損傷に比べると発生する確率はとても低いです。
当院の治療方法
足関節捻挫の治療方法は損傷度合いによって変わってきます。
・軽傷の場合はPRICE処置後にテーピングやサポーターを用いて痛みが落ち着くのを待ちます。
PRICE処置とは
P保護・・・患部を包帯などで固定しましょう。
R安静・・・むやみに動かさずに、楽な姿勢を維持しましょう。
I冷却・・・患部をひやして痛みを抑えましょう。冷やすことで血管を収縮させて出血を少なくすることもできます。
C圧迫・・・患部をタオルやテープなどを用いて、腫れや内出血を抑えることができます。
E挙上・・・患部を心臓より高い位置で保ちましょう。腫れを防ぐことができます。
・中度損傷の場合は接骨院や整形外科、病院などで見てもらいその後必要な固定や治療をおこないます。
・重度損傷の場合、足関節が不安定性によって判断し、不安定性が強い場合は手術をおこない、弱い場合は保存療法(手術をしない)がおこなわれます。
足関節捻挫はどれくらいで治るのか?
軽傷の場合は包帯固定やサポーターなどを使い患部を安静にした状態で約1週間でほとんど完治すると言われています。
中度損傷の部分断裂と重度損傷の完全断裂の場合は包帯固定やギプス固定をおこない約6から8週間かかります。
1、電気治療
当院の電気治療は、電気の刺激を筋肉に与えることで、痛みの除去、血流の改善、筋肉疲労の除去を目的としております。世田谷区でも数少ない機械を使用し、3D(立体動態波)、ハイボルテージ(特殊電気施術)、ピンポイントに電気を当てるIM2000を使い、早期改善をすることができます。
2、手技治療
足関節捻挫の症状である、痛みや可動域制限、違和感の改善、また再発を防止する為に当院では姿勢や筋肉などを、「本来の状態に治す」治療を行っています。
内容としては、筋膜の調節・ストレッチ・リハビリ(トレーニング)などがあります。
また、当院では骨盤矯正も行っています。根本的に痛みを取りたい方、出産後で骨盤のズレが気になる方はぜひお問い合わせください。
お客様ひとりひとりにあったオーダーメイドのプログラム型施術でお客様に納得していただいた上で施術し、根本改善をしていきます。
3、鍼治療
人の手では届かない部分まで鍼を刺入することで、自然治療力を最大限に上げ、神経痛の除去、血流改善、筋肉のコリを取ることができます。
※当院では、衛生管理を徹底するため、使用する鍼は全てディスポ鍼(使い捨て鍼)を使っており、一度使った鍼は全て処分しておりますので、安心して施術を受けることが出来ます。
また、痛みがある方で「どうしても明日スポーツをやりたい」「すぐ身体を動かさないといけない」といった方々に対してテーピングや包帯を使用し、痛みのある部位を固定し一時的な症状の緩和をいたします。
足関節捻挫だと思う方、診断されてどうすれば良いかお困りの方はまずは世田谷区の接骨院・整骨院KBSグループへご相談ください!!